2022年03月14日
宅建業者登録をしたいと考えたきっかけは、2つあります。
1つは、媒介取引の際に払う仲介手数料が無駄ではないか、無駄でなくとも高すぎないか、
と考え、自分が業者になれば、この手数料を払わずにすむではないか、と。
もう1つは、不動産業者の使っている「レインズ」がみたいなと。
自分で物件を探しても、問い合わせた業者さんによって同じ物件があったりなかったり、
これ一体どういうこと?ということが多すぎて。
実際に存在する物件、これをちゃんと知りたいと。
2つめは、なかなか闇が深いです。
実際に宅建業者登録して、不動産のお仕事を始めてみて、さらなる闇を見ることになりました。
闇もいろいろありますが、なかなか衝撃だったのは、いわゆるおとり物件用のポータルサイトが存在すること。
お客様より「この物件は」と聞かれて、問い合わせてみると、まあまあ大手の業者さんですが、
こちらが業者であることを確認した上で、普通にそれはおとり物件です、と業界の隠語で答えられました。
最初は私もその隠語の意味がわからずだったのですが、意味を知って、さすがにショックでした。
こういうこと、世には山ほどあるようです。
なので、業者間のサイト、レインズを自分で見ることができるようになりたいと。
しかし、業者登録には、登録だけで費用が約170万円かかるんですよね。
なかなかこれがハードル高く、取得した宅建士の資格も少しの間放置になってしまった理由でした。